「いや、ごめんなさい。許して」
懇願する声を無視して、勢いよく振り下ろされる掌。衝撃と同時に、若菜の尻は赤く咲いた。悲鳴が漏れる。
「許しを乞うか。若菜、自らの過ちを悔いているのならば、そんな言葉は出ないはずだが」
声がいっそう厳しくなる。しかし若菜は、痛みと恥ずかしさから、祖父の様子をよく観察できなかった。必死の様子で、なおも頭を下げる。
「ごめんなさい。私の不注意で。反省しています。だから」
だが、祖父は手を休めることなく、次の一打を繰り出す。
「わしには、今のお前の言葉は罰を逃れたいがための其の場しのぎにしか聞こえんよ」
続いてもう一発。涙が零れ、畳を濡らす。
「ああ、もう駄目です。許して下さい」
「くどい!」
一喝と共に、2発、3発を続けざまに叩かれる。
普段では絶対にありえないであろう若菜の悲鳴が、泣きじゃくる声が、祖父の部屋を埋める。
高校生にもなって四つんばいの姿勢で尻を叩かれることの惨めさを、彼女は早くも忘れかけていた。それほどまでに祖父の掌は力強かった。今はただ、尻の痛みに耐えることで精一杯だった。
しかし泣き叫ぶ若菜の様子を見て尚、祖父の罰は続いた。
100叩きだと、初めに決まっていたのだ。それが相応の罰であるという祖父の意見は、決して曲がる事は無さそうだった。
40、50と回数を重ねる。
若菜は途中泣き疲れ、しばらくしてまた痛みに声を張り上げた。むき出しの尻はどんどんと赤く染まり、しかし祖父の掌にこめる力は、一向に衰えなかった。ただひらすらに、同じ痛みを、若菜に与え続けた。
そして遂に終わりを迎える。
「若菜、あと5回だ。しっかり数えておけ」
1発。
「きゅうじゅう、ろく」
2発。
「きゅう、じゅ、なな」
3発、4発。
「きゅうじゅうはち、きゅうじゅうきゅう」
そして最後の一発。100発もらっても慣れることの無い痛み。
「ひゃ……く」
罰が終わると、若菜はしばらく息を整えた後、祖父のほうに向き直り、疲れた声で、しかし精一杯に頭を下げた。
「お仕置き、ありがとうございました。そしてごめんなさい、お爺様」
「罰は受けただろう。それに、随分反省したようだしな。もう謝ることはない」
「でも、あの盆栽は、お爺様がとても大事にしてたものじゃ」
若菜が顔を上げる。泣きはらした目に、また涙が浮かんでくる。
「確かにあの盆栽は大事にしていた。だが、わしが仕置きをしたのは、お前が罪を犯しても反省しないような人間になって欲しくなかったからだ。今回はいい機会だった。だからもう気に病むな」
祖父の言葉に、落ち込んでいた若菜は少しだけ元気付けられた。反省も後悔ももちろん残るが、許されたことで、気持ちは楽になった。
「ありがとうございます」
改めて頭を下げ、礼を言った。心からの言葉だった。
「もう戻るといい」
若菜は、下着をスカートをはくと、一礼して祖父の部屋を出た。
尻の痛みはまだ続いていたが、大切な何かを学べた気がした。
懇願する声を無視して、勢いよく振り下ろされる掌。衝撃と同時に、若菜の尻は赤く咲いた。悲鳴が漏れる。
「許しを乞うか。若菜、自らの過ちを悔いているのならば、そんな言葉は出ないはずだが」
声がいっそう厳しくなる。しかし若菜は、痛みと恥ずかしさから、祖父の様子をよく観察できなかった。必死の様子で、なおも頭を下げる。
「ごめんなさい。私の不注意で。反省しています。だから」
だが、祖父は手を休めることなく、次の一打を繰り出す。
「わしには、今のお前の言葉は罰を逃れたいがための其の場しのぎにしか聞こえんよ」
続いてもう一発。涙が零れ、畳を濡らす。
「ああ、もう駄目です。許して下さい」
「くどい!」
一喝と共に、2発、3発を続けざまに叩かれる。
普段では絶対にありえないであろう若菜の悲鳴が、泣きじゃくる声が、祖父の部屋を埋める。
高校生にもなって四つんばいの姿勢で尻を叩かれることの惨めさを、彼女は早くも忘れかけていた。それほどまでに祖父の掌は力強かった。今はただ、尻の痛みに耐えることで精一杯だった。
しかし泣き叫ぶ若菜の様子を見て尚、祖父の罰は続いた。
100叩きだと、初めに決まっていたのだ。それが相応の罰であるという祖父の意見は、決して曲がる事は無さそうだった。
40、50と回数を重ねる。
若菜は途中泣き疲れ、しばらくしてまた痛みに声を張り上げた。むき出しの尻はどんどんと赤く染まり、しかし祖父の掌にこめる力は、一向に衰えなかった。ただひらすらに、同じ痛みを、若菜に与え続けた。
そして遂に終わりを迎える。
「若菜、あと5回だ。しっかり数えておけ」
1発。
「きゅうじゅう、ろく」
2発。
「きゅう、じゅ、なな」
3発、4発。
「きゅうじゅうはち、きゅうじゅうきゅう」
そして最後の一発。100発もらっても慣れることの無い痛み。
「ひゃ……く」
罰が終わると、若菜はしばらく息を整えた後、祖父のほうに向き直り、疲れた声で、しかし精一杯に頭を下げた。
「お仕置き、ありがとうございました。そしてごめんなさい、お爺様」
「罰は受けただろう。それに、随分反省したようだしな。もう謝ることはない」
「でも、あの盆栽は、お爺様がとても大事にしてたものじゃ」
若菜が顔を上げる。泣きはらした目に、また涙が浮かんでくる。
「確かにあの盆栽は大事にしていた。だが、わしが仕置きをしたのは、お前が罪を犯しても反省しないような人間になって欲しくなかったからだ。今回はいい機会だった。だからもう気に病むな」
祖父の言葉に、落ち込んでいた若菜は少しだけ元気付けられた。反省も後悔ももちろん残るが、許されたことで、気持ちは楽になった。
「ありがとうございます」
改めて頭を下げ、礼を言った。心からの言葉だった。
「もう戻るといい」
若菜は、下着をスカートをはくと、一礼して祖父の部屋を出た。
尻の痛みはまだ続いていたが、大切な何かを学べた気がした。
おっそ!そしてみじか!
自分で思いました。ごめんなさい。
もう見てくださっているかもわかりませんが、読んで気に入ってもらえていると嬉しいです。
自分で思いました。ごめんなさい。
もう見てくださっているかもわかりませんが、読んで気に入ってもらえていると嬉しいです。
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待ちに待った綾崎若菜の物語、大いに気に入りました。
とても良いシチュエーションですね。
読んでてドキドキしましたし、おまけに祖父が羨ましく思えてしまいました。
リクエストに答えていただいて、本当にありがとうございます。
ついつい欲が出てしまって誠に申し訳ありませんが、もし気が向いたらで良いですので、綾崎若菜のパート2として、今度は、祖父に“竹刀”で剥き出しのお尻を思いっきり100叩きされる物語をリクエストしたいと思います。
ケツ竹刀に至った理由は、「門限に遅刻」「成績が下がった」「盆栽を“また”壊してしまった」のいずれかで、前回、祖父に平手でお尻100叩きされた事で、大切な何かを学べた気がした若菜ですが、イザとなると怖くなり、隠蔽しようとした為に祖父を余計に怒らせてしまったからという事で。
お仕置きの姿勢ですが、ケツ竹刀ですので、「四つん這いになって“前回以上に”お尻を大きく突き上げる姿勢」か「壁に両手ついてお尻を大きく突き出す姿勢」のどちらかで、制服のスカートを捲くられてパンツも脱がされた後、竹刀で“フルスイング”のお尻100叩きというシチュエーションでお願いしたいと思っています。